あともう少し努力する

『仕事であれプライベートであれ、最高の質を追求するなら、次のことを心に刻んでおこう。あともう少し努力をすることによって、あともう少し向上することができる。あともう少し努力するかどうかが、成否の分かれ目なのだ。』
【参考文献】
アレクサンダー・ロックハート/著
弓場隆/訳
自分を磨く方法
ディスカバー.2005


 仕事やプライベートにおいて、一生懸命努力しても、良い結果に恵まれないということは、よくありますよね。


 私自身、途中で諦めてしまうことも、時々ありました。ただ、そんな時には、もう少しだけ頑張ることができればその後の結果が大きく変わったことがあったのも実感しています。


 夜明け前は、一番暗いとも言われます。結果が出ていない時は途中で投げ出したくなる気持ちに襲われますが、今一度、自分の夢や目標を思い起こして、もう一歩、踏み出す勇気が必要となるでしょう。


 もう一踏ん張り、あともう少しの努力が大きな違いを生むのですよね。

自分の能力に自信を持つ

『自分の能力に自信を持とう。何をするにしても、何が何でもそれを実現したいと思うなら、それができることを確信しなければならない。今日、自分の願望を業績に変える第一歩を踏み出そう。』
【参考文献】
アレクサンダー・ロックハート/著
弓場隆/訳
自分を磨く方法
ディスカバー.2005


 自分自身に自身を持つことは、夢や目標を実現する上で大切なことですね。

 

 私たちは、子供の頃、自分自身に自信が持てないということは少なく、自分の好きなことを自由に行い、自分の能力がどうであるとかは、あまり考えなかったはずです。


 赤ん坊の頃に、「自分は寝返りをうてるのだろうか?」とか、「自分は立って歩くことができるのだろうか?」などと、悩んだことはないでしょう。


 それこそ、ほとんど無意識に「自分はできる!」と信じて色んなことに挑戦していたのに、大人になるにつれて、自分の能力に自信が持てなくなり、「自分には夢や目標の実現など無理なんだ…」と自分を卑下し、夢や目標を持つことすら忘れてしまい、ただ漫然と毎日を過ごす人が多いのではないでしょうか。

 

 自分の能力を信じ、自分の夢や目標の実現に向けて、一歩ずつでも踏み出して行く、そのような姿勢が人生を素晴らしいものへと変化させてくれるかもしれませんね。

ぐうたらな生活をするか、建設的な行動を起こすか

『ぐうたらな生活をするのと、建設的な行動をするのは、同じ時間を必要とする。それなら、行動を起こして夢を実現することを決意したほうが得策だ』
【参考文献】
アレクサンダー・ロックハート/著
弓場隆/訳
自分を磨く方法
ディスカバー.2005


 何をするでもなく、1時間や2時間を無為に過ごすのではなく、自己研鑽に繋がるような読書、自分自身を向上させる人との出会いなど、同じ時間であっても、その後の結果が全く異なってくるのですよね。


 時には無為に時間を過ごすことがあっても良いかもしれません。ただ、無為に時間を過ごしているようであっても常に夢や目標を掲げていれば、ふとしたことから、ひらめきやヒントを得ることができるかもしれませんね。

異常な夏の暑さ

 今年、2018年の夏は、日本全国で連日、35度を超える猛暑日が続いています。内陸部においては、最高気温が40度を超える地域もあり、熱中症で亡くなる方、入院される方など、命の危険に関わるような、異常な暑さが続いています。


 20~30年前は、夏でも、ここまで暑くなることは少なく暑い日もあれば、涼しい日もあるような、もう少し穏やかな夏であったのではないでしょうか。


 都市部においては、車やエアコンの室外機からの廃熱、コンクリートアスファルトからの照り返しなど、いわゆる都市部特有のヒートアイランド現象によるものであるとも考えられますが、私たちが想定している以上に気温が上っているように思われます。


 このような異常気象は、日本だけでなく、世界各地で多発しており、多くの科学者たちは、温暖化ガスの増加による地球温暖化の影響によるものだと警鐘を鳴らしています。

相手にイヤな態度を取られたとき

『相手にイヤな態度を取られたときは、それが自分に向けられたものではなく、そのときのその人の心の状態がそうさせているだけだと思ってあげればいい。そうすれば、自分までネガティブな気持ちになるのを、避けられる。』
【参考文献】
リチャード・カールソン、ジョセフ・ベイリー/著
浅見帆帆子/訳
読むだけで「リラックス生活」ができる本
三笠書房.2010


 人生において、あらゆる場面で相手から嫌な態度を取られることがありますよね。そんな時、通常であれば、嫌な気持ちになり、しばらくの間、ネガティブな気持ちをひきずってしまうことも少なくありません。


 でも、相手の態度というのは、たまたま、その人の虫の居所が悪いために、自分に対して嫌な態度をされたかもしれず、何ら自分自身の責任ではない場合もあるのですよね。


 もし、今後、相手に嫌な態度を取られた時は、「ああ、あの人は何か機嫌が悪かったのかなあ。大変だなあ。」などと考えることが出来れば、ネガティブな気持ちになることを防ぐことができるかもしれませんね。

何をストレスと感じるか

『何をストレスと感じるかは、自分の考え方次第。』
【参考文献】
リチャード・カールソン、ジョセフ・ベイリー/著
浅見帆帆子/訳
読むだけで「リラックス生活」ができる本
三笠書房.2010


 私たちは、仕事、プライベートを問わず、様々なところで色々なストレスを感じていますが、それらをストレスと感じるのか、感じないのかは、全て私たち自身の考え方によるのですよね。


 全く同じ出来事であっても、ストレスだと感じる人もいれば、ストレスだと感じない、むしろ楽しさを感じる人もいるのです。


 人生は、自分の考え方次第で、ストレスまみれの人生にもなりますし、とても楽しい人生にもなるのですよね。自分の人生は、一見すると、不自由なように見えて、実は、考え、行動によって、大きく様変わりするものではないでしょうか。

くよくよしてしまうのは…

『くよくよしてしまうのは「悩みごとそのもの」に原因があるのではない。自分の考え方が原因なのだ。』
【参考文献】
リチャード・カールソン、ジョセフ・ベイリー/著
浅見帆帆子/訳
読むだけで「リラックス生活」ができる本
三笠書房.2010


 何かにくよくよしてしまうことは、よくあることだと思いますが、悩み事があるからくよくよしてしまうのではなく、悩み事に対して、くよくよしている自分がいるのですよね。

 

 悩み事に対して、くよくよしてしまう人もいれば、全くくよくよしない人、悩み事だと考えない人もいることでしょう。

 

 結局は、その人それぞれの考え方次第で、全く変わってくるのです。大袈裟かもしれませんが、悩み事に対する思考によって、人生そのものも変わってくるのかもしれませんね。