仕事がどんな存在なのか

『仕事があなたにとって無上の喜びであるとき、あなたは幸せせになるでしょう。好きなことをするのではなく、しなければならないから仕事をするのは、自分に誠実であるとは言えません。』
【参考文献】
ロンダ・バーン/著
山川紘矢・山川亜希子・佐野美代子/訳
ヒーロー
角川書店.2015


 生活を行うには、お金が必要です。お金を稼ぐためには、仕事をする必要があります。


 それ故に、本当は好きでもないかもしれない仕事をする、現代はそのように生活をするためという理由で、仕事をする人が大半ではないでしょうか。


 もちろん、生活のために仕事をすることが悪い訳ではなく、当たり前のことではあります。ただ、私たちは、生きるために働くのであって、働くために生きているのではないのです。


 今一度、自分の仕事を好きでやっているのか、それとも生活のためだけにやっているのか、考える時間を持ってみてはどうでしょうか。それは、触れてはいけない領域、パンドラの箱を開けてしまうようなことなのかもしれません。


 でも、幸せで充実した人生を送りたいと考えているのであれば、自分が本当にしたいことを仕事とすることが必要不可欠となることでしょう。私たちは、人生の大半を仕事に費やしているのですから。