自分はなんて幸せなんだ…といっているうちに、人はその気になっていく

『すばらしい、よかった、自分はなんて幸せなんだ…といっているうちに、人の心は「その気」になっていく。』
斎藤茂太/著
人生がラクになる心の「立ち直り」術
集英社.2008


 心は「コロコロ」とも言われるそうで、その時々で、明るくなったり、暗くなったりするものです。


 「自分はなんて不幸せなんだ!」と思っていると、本当に思った通りの不幸せな現実が訪れることが多くなり、反対に「自分はなんて幸せなんだ!」と思うと、自然と幸せな現実を引き寄せていたり。


 幸せや不幸せ、そこに意識が集中すると、自然とその思いが実現することを引き寄せる、例えば、「黄色」と思えば、街中で黄色のものが、やけに目に付くようになるように。


 どうせなら、今、自分がどれだけ幸せなのかを目一杯考えて、自分の頭の中を幸せで満たせば、自然と現実も幸せになって行くのかもしれませんね。