今日という日を昨日以上に使う

皆さん、こんにちは。
それでは、今日も格言をご紹介したいと思います。

『毎日、朝起きるたび、次のように心から誓ってみるのもいいでしょう。「きょうという一日を、きのう以上に、善いことのために使おう」』
【参考文献】
ダライ・ラマ法王14世著
黒輪篤嗣訳
心を見つめる言葉
飛鳥新社.2014

 『朝』という言葉を分解すると、『十月十日』となります。『十月十日』とは、人がこの世に生を受けるまでの日数であるので、『朝』は全てが新しく始まるという意味をもっているのではないかと、どなたかの本で書かれていました。

 毎日は、同じように感じても、全く同じ日というのは、存在しないのですよね。それこそ、日々、何らかの変化があるのです。その毎日の中で、1パーセントでも良いことに使い、積み上げていけば、ふと、振り返った瞬間、自分の周りの環境が全く違ったものに様変わりしているかもしれません。

 昨日から今日にかけて、いきなり大きな変化を起こすことはできないかもしれませんが、少しずつ、着実に変化を起こすことはできるのではないでしょうか。